ブラウン管テレビを廃棄してからMiglia社のTVMicroというアナログチューナーを使用していたのですが、これが昨日突然、装置を認識しなくなってしまいました。
TVMicroを使用するにはUSB2.0が必要ですが「USB1.1に差さっているのでUSB2.0に差し直せ」とか言われるんだけどMacBook ProはどのUSBソケットもUSB2.0だっての(怒
僕はIT寄りの人間のご多聞にもれず、テレビなんて面白くない無くなっちまえ、と思っていたのですが、実際に無くなってみると、「NHK将棋トーナメント」(今日は羽生名人だった)とか「太王四神記」とか見たかったし、今月末のCDTVスペシャルにaiko出るし、とか結構、テレビに依存してるなあと思いました。
ここでふたたびテレビを見られるようにするにはいくつかの選択肢があります。
- Mac用の地デジチューナーを購入する
- Mac用のワンセグチューナーを購入する
- Mac用のアナログチューナーを購入する
- 携帯のワンセグ機能
- TVMicroを修理する
シネマディスプレイを兼用したいのでテレビを買うという選択はありません。テレビに関しては設置面積もかける金額も最小の方向で。この機会に地デジにしてしまうという選択肢もありますが・・
そもそもデジタル放送波を受信できるのか
デジタル放送推進協会の地デジの放送エリアのめやすを見ると一応受信できる地域に入っています。アンテナはどうなってるんだろう。
どうやらUHFのアンテナもついているようです。実際の受信状況はどうなんでしょうか。携帯のワンセグ機能で確認してみます。
TVKは中継局が近いので携帯電話本体だけで受信可能。他のチャンネルは室内では難しいようです。UHFアンテナに接続(?)してみます。
携帯の音声出力のコネクタがワンセグアンテナ兼用になっているので、テレビコンセントにアンテナケーブルを差してさらに3.5mmミニプラグへの変換ケーブルを噛ませて巻き付けます。ミニプラグを差すこともできますが、ミニプラグを差してしまうとヘッドホンを差したとみなされ音声が聞けなくなってしまいます。アンテナケーブルを直接巻き付けた場合、受信できません。ケーブルの構造が違うのでしょう。
UHFアンテナから放送波を受信できるようにしてやると、民放は7ch(テレビ東京)を除き受信状況は問題ないようです。NHKは、1ch(総合)は全く受信せず、2ch(教育)は見れます。ブースターなどをつかうとNHKも見れるのかもしれません。一応、デジタル放送波はそこそこ受信できる状態であることがわかりました。
記事を書いている途中で雷雨になったんですが、途端に受信状況があやしくなってきました。天候に左右されるデジタルって、デジタルの意味ねーだろ。
Mac用の地デジチューナー
折よくCaptyTV Hi-Visionという製品がリリースされています。Mac用の地デジチューナーです(B-CASカードはついてるのかしら?)。これに切り替えるという選択肢は有力です。しかし残念ながらコンテンツの保護のために外部ディスプレイでは見れない仕様になっているようです。地デジ使えねー
Mac用のワンセグチューナー
ワンセグに関してはコンテンツの保護などはされていないようです。しかしこの画質を録画したりYouTubeにアップしたりする意味はなさそう。ワンセグだと安いチューナーがいくらでもあるので見るだけならまあ、選択肢に入るか。
Mac用のアナログチューナー
現在手に入るものはEyeTV250など、いまさら買うには高杉。5,000円ぐらいであったら買ってもいい。
携帯のワンセグ機能
放送波の確認で見た通りですが、これでテレビを見るというはしょっぱいですね・・
TVMicroを修理する
これが一番現実的な線のような気がします。
テレビの使い方
自分がどんなテレビの見方をしているか考えると
- ニュースを見る
- aikoが出演する番組を見る、気が向いたときは録画してウェブにアップする
- 特に興味のある番組を選んで見る
- 寝る前になんとなくつけっぱにする
これだけのことはアナログのままで十分なんだよね。その上、
- デジタル放送で録画したコンテンツの扱いづらいこと(コピー10とか)
- そもそも高画質で録画して見たいコンテンツがそれほどない
- 放送波の暗号化をしているB-CASがなんか問題ありそうな感じ
- B-CASカードなしでも地デジが見れる機器が出始めている
アナログ放送の停波まで3年に迫っていますが、地デジにするのはできるだけ先延ばしにしたい所です。