去る日曜日、宇都宮まで小旅行。
「デザイン・日本・亀倉雄策」展を見に行きました。

宇都宮美術館
※展覧会のページはすでに更新されて無くなった模様。

JDN /デザイン・日本・亀倉雄策

宇都宮美術館はわりと最近できた施設らしく、こぎれいな感じでした。それにしても宇都宮美術館のWEBサイト、どうにかして差し上げたい・・・

亀倉雄策 - Wikipedia

ともかく圧倒的な抽象図形のオンパレードです。こういうのって今はほとんど無くなりましたね。写真やキャッチコピーの方が説得しやすいからでしょうか。

特に印象に残ったのは1960年のニッコールレンズのポスター。黒い版面いっぱいの“X”型の図形。その“X”はレンズの断面を細長く引き延ばしたような鋭いモチーフの連続でできている。その中心に「NIKKOR」。それだけで強烈にカッコいい。消費者にやさしい今の広告とは違って痛みすら感じるほどの媚の無さです。

それから1982年の「The Language of Light」。12×12のグリッドの中に Palm の Graffiti のような図形が並ぶ。その図形は黄、緑、青、紫の4色のストライプでできている。んー、確かに「光の言語」だな(下の amazon の広告に出ている表紙がこれの一部です)。

言葉だけではなんだかわからないですよね・・・。ともかく、発想力、造形力、それらをまとめるバランスに衝撃を受けました。

そして、もちろん宇都宮と言えば餃子。二人で58個平らげました(昼+夜)。特におすすめはJR宇都宮駅西口すぐにある餃天堂。

餃天堂の焼き餃子って、どーよ

ここで〆るべきだった。って言っても食うまでわかりませんからねえ。