突発性難聴 - Wikipedia

とはいっても、とりあえず日常生活に支障はないそうなのでご心配なく。

年末年始で実家に帰った時のこと。到着した翌朝、左耳に「サー」という小さい耳鳴りがあって、飛行機のせいか、飲んで風呂に入ったせいだろう、すぐ治るだろうと思っていたら、次の朝も治らない。とはいえ、この時期病院開いてないし、じたばたしても始まらない。横浜に帰る前日にふと片耳を押さえたら、左耳の低音部が聞こえないことがわかった。ヤバい・・・

帰りの移動中にiPodを聞いていて、左耳に変な不協和音が聞こえた。家のそばのコンビニに寄った時コンビニのおねーちゃんの声(「いらっしゃいませー」とか)が耳内で異様な共鳴をした。声と同時に口笛の下手な人が口笛を吹いている感じ、といったら理解してもらえるでしょうか?女声の中声部あたりが変な共鳴をする音域になっていて、音楽的に、聴くにも演奏するにもクリティカルな部分。これが続くのはかなり辛い。

そして、今日やっと耳鼻科に行ってきました。年始で半端無い混み様だったけど、踏みとどまって診察を受けてきました。その結果が「突発性難聴」でした。医師によれば、これは神経性のもので鼓膜近くの聴覚の末梢神経が、ウイルスか血流障害でダメージを受けたせい、というようなことらしい。外耳や内耳の損傷はないので(最初は中耳炎だと思っていた)、ステロイドと血流を改善する投薬治療で普段通りの生活をしてくれて構わない、と。水泳もできるし、酒も飲めます。ストレスは良くないらしいですが。

で、早速薬を飲み始めたんですが、もう効いているようです。若干の耳鳴りと低音の聞こえづらさはあるものの、ほとんど回復しました。とはいえ、油断しないように気をつけます(Wikipediaには『全患者のうちおよそ三分の一は完治し、三分の一は改善するが難聴・耳鳴りなどの後遺症が残り、三分の一は改善しない』なんていう怖いことが書いてあるし・・・)。

この病気は厚生労働省指定の特定疾患で(いわゆる難病)、正確な原因がわかっておらず、成人で100万人に275人が罹患しているそうです。放っておくと治らなくなるそうなので、皆さんもお気を付けを。特にストレスには。